遅れる県+盛り上がらない地元=おいてけぼり

世間では、エヴァ・破の人気が圧倒的になってきています。
ブログでも取り上げ、日テレでも序を放映しました。
最近は映画の後押しをすべくTVで前作を放映するようになってきています。
相乗効果を見込める!と思ってみたら、12%台という悩ましい数字。
友達も破は面白いと言っていたのですが、正直、まだ破は見ていません。
というのも、今住んでいる県でエヴァがやっている映画館がたった1館しかありません。
この1館、大きなシネコンではなく、昔からやっている小さな映画館です。
シネコンと呼ばれるのは3つくらいあるのですが、1館もエヴァはやっておりません。
ショック!!というよりも、飽きれるくらいです。
なぜにやらないのか不思議でなりませんよ!と、周りのファンが怒っていました。
ま、仕方がありませんね。


今住んでいる上田市信州上田フィルムコミッションがあり、TVや映画のロケ地として使われています。
最近では歴女なんて言葉があり、真田三代がちらほら有名になってきています。
上田城跡へ観光に来る人もココ最近、多くなったと聞きました。
この状況下で後押しすべく、上田市を舞台とした『サマーウォーズ』が公開されます。
見ての通り、キャラデザインがエヴァの貞本氏、音楽に山下達郎氏、カイカイキキ村上隆氏も入っていて豪華すぎですね。
ここまで押しているにも関わらず、地元のフリーペーパーだけしか取り上げられない現状がキツイですよ。
残念ながら駅前も、そんな応援はまったくしておりません。

世間が悪影響の中、盛り上げようとする心意気を持っている人は少ないです。
上田市自体、映画の街と言われている一方、映画館はいまいち盛り上がっていません。
お隣の佐久、松本、長野のシネコンに食われてしまったからです。
映画館を作る予定があったのですが、この不況で白紙となりました。
信州上田フィルムコミッションの力がいかに弱いか明白ですね。
一致団結どころか、各々が盛り上がればよいと勝手に思っている市民ばかりでダメです…。
この波にのれるかどうかでこれからの上田市成長するか、一気に衰退するか大きな分岐点だと勝手に思っております。