たまには涙を流すのもいい

自分が小さい頃から泣き虫なせいもある。
映画を見て泣いたのだってつい最近のこと。

涙を流す事によって気持ちが洗浄される。
どこかで共感してふと、涙が頬をつたってしまう・・・。
涙腺がつい、緩んでしまったにすぎないけれど、どこかで自分と似たような事があったり、自分の琴線に触れたからなのかもしれない。


ちょっと昔のゲーム『ワンダと巨像』を最近やっていた。
キャッチコピーが『―最後の一撃は、せつない。』

ワンダという主人公が一人の女の子を生き返らせるために古の巨像たちを倒していくというゲームなんですが、エンディングで・・・泣いたよ。
本当にせつない。ただただ一言だけ。
映画化の話もあったけど、ビミョーです・・・。


今年、知人が亡くなった際も、悲しむだけで、涙は流れなかった。
思い入れが無かったからじゃぁない。
世間だったり、周りの反応を気にした訳でもなかった。

感情を押し殺し、どこかで我慢していたのかも?と今さらながらに思う。


感動することって歳をとるにつれて薄れていく。
涙を流す機会も徐々にではあるが、減っていくように思う。

嬉しさあまりの涙、悲しさからの涙。
流すことは良い事。感情なんて抑えなくていい。我慢なんかしなくていい。