煽りすぎ

節電モードと銘打ってあちらこちらで話題になっているようです。
地元のニュースでも、役所は蛍光灯を外したり、入口の自動ドアを開けたままにしておいたり、エレベータを使わないようにしたり、エアコン温度を調節したりと。
節電しています!
節電しています!
節電しています!
・・・
・・

もう、聞き飽きました。
自慰行為なんですよね、これ。
(単に上から言われたからやりました!)だから皆さんも!!
そんな気がしてなりません。
各家庭が節電すれば、この夏が乗り切れますよ!とは誰も言っていませんし、
当然、そこまでしなくても夏は乗り切れます。
連日のように報道する側が節電対象の一つであるのに。

TVは広く浅く報道し、決して深く追求し報道することがありません。
3.11以降、仮住宅の件、世界中から集まった支援金、義援金
ボランティアが作った料理で食中毒が起きたり、自殺者も出たり。
数多くあったニュースはすでに報道規制されています。
TVは生を伝えるのに一番適しているのにも関わらず、今はすべて加工、編集したものばかりとなりました。これは非常に残念なことです。

また、こういうニュースが県内のトップニュースであることが歯がゆいのです。
一言で言えば、平和ボケ。
興味がそそられない話ばかりです。
ある住民説明会のニュースがあったのですが、そこに出席した住民の方々の年齢層は高齢者ばかり。若者は一人もいませんでした。(TVで見る限りですが)
ターゲットが年配、高齢の方々になっているのがしみじみと見て取れました。
説明会というより、説得会に近いようにも感じました。

近くて遠い距離感は何なんだろう?
地元でありながらも、県外のような感覚がTV。
遠くて近い距離感であるネット。
TwitterFacebookのように、遠い人でもすぐ身近に感じてしまいます。

TVの方向性は、視聴率という数字で踊らされ、視聴者の意見など、(少数であっても)聞いても聞かぬふりをする。
テストと同じなんですね。内容よりも、数字。